今年も救助訓練が始まった。2018年の全国大会は京都府開催。うん、行きたい。遊びに行きたい(違う
全国の救助バカのみなさん、訓練してる?ワイはぼちぼち訓練してるけど、全然速くならなくて諦めムードかな(笑)
まぁワイみたいな年寄りは、もうそろそろ引退が近づいてきているし、もう全国何回も行ったからもういいわって気持ちのほうが強いから正直モチベーションは低いね。
でもさ、若い消防士!まだ20代のおまえ!頑張ったほうがいい。そんな若い消防士に向けての救助訓練イヤイヤやってる人に向けてのエールを綴ろうと思う。
救助訓練に費やす時間は結構多い
消防署によってまるまる1年中訓練できるところもあるだろうし、4月から救助大会までの間しか訓練できなところもあると思う。ワイらは田舎だから後者。よくこの短期間で仕上げてたもんだと思うよ。
都会の大きな局クラスの消防だと、1年中救助訓練してるところもあるそうで。うらやましい限りですわ。
とまぁ、何はともあれ、ワイらも一人の人間なわけで、仕事以外では普通の生活をしていますわな。その中で、救助訓練をしている人は、かなりの時間を救助魂に捧げている。
非番、週休の午前中は救助訓練、空いた時間は走ったり筋トレしたり。
具体的な日数を計算したわけではないけれど、ざっと見積もっても1ヶ月分くらいは1年で救助訓練にまつわる時間を捧げていることになるんじゃないかね。多い人はもっと増えるかもしれない。
そんな救助訓練だけれども、時間をかければ必ず速くなるわけじゃない。だけど時間は必要とする。有限な時間を使って救助訓練をする若者には、この意味をよく考えて欲しい。
救助訓練で速くなるには、正しい努力が必要。
時間をかければ必ず速くなるわけじゃない。これは世の心理。
じゃあどうすれば速くなるかってことだけど、正しい努力をする。この一言に尽きる。
正しい努力ってのは、闇雲に時間を使わない。目標とするものに向けて、不必要なものを排除して、しっかりと一つ一つクリアしながら進んでいくことだ。
ロープブリッジ渡過なら、ただ闇雲に渡っているだけでもある程度は速くなるけど、必ず壁にぶつかる。自分でわからなければ速い人に聞く、動画を見て研究する、渡過で必要な筋力、体力を鍛える。ロープの設定、保護布の巻き方を常に研究する、これを突き詰めていくことを忘れちゃいけない。
大抵速くならない人は、それを怠っているし、ただ辛い辛いと言いながら訓練している。速くなるやつはある程度訓練に望む姿を見ていればわかるよね。
時間を無駄にしない。救助訓練期間という同じ時間を過ごす中で、その時間の使い方一つでめっちゃ差が付く。時間を無駄にしちゃいけない。
だってその救助訓練に費やした時間で他の事をしたら何ができたか考えてみたことがある?家族と遊ぶ時間、趣味の時間、旅行をする時間、もっといろいろなことができたはずだ。
時間を大切にして、救助訓練は自分にとってそれだけの価値があるものだと信じて頑張るのが正しい努力に繋がる近道だよ。
全国大会を目指している救助隊員に向けて一言。
全国大会は面白いぞ。あのスタートの場に立つだけで心の底からこみ上げてくるワクワク感を今でも忘れない。
ぜひそのワクワク感を味わうためにも頑張って欲しい。あれは全国の舞台でしか味わえない。
実は大会後の夜が最大の楽しみだけどね(
おわりに
なかなかモチベーションが上がらないワイも、今年の全国が京都だということを思い出してちょっとづつテンションが上がってきたところ。
全国を目指す諸君。一緒に頑張ろうじゃないか。