どうも、ロープブリッジ渡過で全国救助に出場して全国5本の指に入ったことのあるワイです。
全国の救助バカの皆さん、トレーニングしてる?
どうやら大きな消防本部だと、1年中救助訓練やってるようなところもあるって聞くんだけど、救助やってた身としてはうらやましいよね。
ワイが1年中渡過やってたらたぶん13秒くらいで渡れるようになってるね(ムリ
そんなワイのベストタイムは15.6秒。セーラーが6秒3で、ターンモンキーが9秒3か。
5年かかった。ここまでくるのに。かなり頑張った。これだけは自負がある。不正はもちろん無し。
不正してるやつはマジで辞めればいいと思ってる。正々堂々やれやって。
ってわけで、この記事にたどり着いた奴はロープブリッジ渡過で速くなりたい!って思ってる迷える子羊だと思うから、ワイがコツを伝授しよう。
まずはセーラー編。
ロープブリッジ渡過で速くなるにはどうすればいい?セーラー編
まずはセーラーを速くなろう
やっぱりセーラー。なんと言ってもセーラー。
セーラーが速くなければ始まらない。セーラーが速くないと、疲れてモンキーも遅くなっちゃう。
そんなの判ってるって?じゃあ具体的にどうすればいいか書いてみたいと思う。
硬いロープ使ってる?スーパーハード使ってる?
自確ロープはちゃんとスーパーハード使ってる?
自確は硬ければ硬いほうがいい。東京製鋼でもアシモリでもいいから、とにかく一番固いやつを使う。
保護布を巻きつけたとき、どれだけ硬い状態でロープに乗せることができるかが大事だからロープは硬いのを選ばないとダメね。
でもロープって普通に買うと高いから、切り売りを安く買うといい。ここのサイトが安くてお勧め。
保護布(綿帆布)は死ぬほど気合入れて硬く巻け!
これ超重要。テストに出るよ(出ない
結構地方で巻き方に差があるように感じるんだけど、これはもう自分の中では最適解が出ていて、これしか無いって思ってる。そんな巻き方を探して欲しい。
なんで硬く巻かなきゃいけないかってことだけど、渡るとき渡過線に保護布が当たるわけだけど、硬ければ硬いほど摩擦抵抗が減るのね。
ようは硬く巻ければよく滑るようになる。
二つ折りか三つ折りで巻き方が少し違うんだけど、県や指導会で採用している折り方が違うんで困りもの。
全国は何でもありっぽいんだけどね。(今後変わっていくかもしれないって話をチラッと聞いたけど実際無理だと思う)
とにかく硬く巻く方法を自分で研究する!日々どうやって巻いたら一番硬くなるかをとにかく巻いて巻いて研究してみるといい。
ワイの巻き方はそのうち動画で公開しようと思うけど、準備に時間がかかるから待っててね。
それまではとにかくどうやったら硬く巻けるか!それを意識して巻いてみよう!
三つ折りOKの人は、硬く巻くだけじゃなく、ロープが乗る部分が高くなるように工夫も必要。
自分は3cmくらい折り返してから巻いてたよ。とにかく硬く巻くべし。
タオルが超重要!
ロープの下に入れるタオルも超重要。
適度な高さが出て、尚且つぎゅっと締まった感じになるタオルがいい。
高級タオルって言われている網目が細かいタオルがいい感じに硬くなってくれる。
必ずこれが合うってわけではないと思うけど、自分にあったタオルは常に研究すべき。
セーラーの渡り方
まずは自己確保ロープを渡過線に・・・ってそういう話じゃない。
いろんな渡り方があると思うけど、ワイの推奨しているセーラーの渡り方は足を浮かせたダブルスタートタイプ。
片足を渡過線に乗せないで渡るやつね。
そんでスタートの1発目を両手で引く。これがダブルスタート。
昔はダブルスタートを2回やるダブルダブルなんてものあったけどバランスくずしやすい上にあんまり速くないからやめちゃった。
さて、セーラーで一番何が大事だと思う?
答えは「いかに保護布以外をロープに当てずに渡りきるか」
摩擦が一番の敵。保護布がロープに乗っている時点でかなりの摩擦があるのに、さらに腹や股間がロープに擦っているようじゃ全然早くならない。
ケミカル使えばいいじゃんって思っている奴は死ねばいい。
んで、この保護布以外をロープに当てないように渡るって言うのが実はものすごく難しくて大変なんだけど、これはどうすればいいか研究してみてね。
また研究かよって思うかもしれないけど、直接教えられない以上これしか言いようが無い。ごめんね。
コツとしては、体幹トレーニングを意識してくれればいいんだけど、腹圧を使って保護布部分をとにかく突き出す。
そして体を一本の線にする感じでロープに乗って欲しい。それを意識するだけで普段お腹や股があたっている人は格段に速くなると思う。ぜひ試してみてね。
セーラーに腕力って必要?
ぶっちゃけ不要。腕力ってよりは、一瞬で引く瞬発力が必要。
セーラーは、いかに摩擦を少なくした状態で渡って、一歩一歩の手を減速させずに回し続けるかが早くわたるコツ。
でも、初めから滑るセーラーをすることができる人なんてほぼいないだろうから、やっぱり腕力は必要になるのかな。
腕力というよりは、引っ張る力だから、広背筋とかその辺も必要。アホみたいに筋肉をでかくするような筋トレは不要だよ。
ピュッと引く!すばやく引く!そのイメージを続けられるような瞬発力腕力を作ろう。
ちなみにワイは懸垂25回くらいしかできないから全然弱いほうだと思う。
早い人ってどのくらいで渡るの?
とりあえずYoutubeで今一番速いのはこの動画かな。
今までで見てた動画の中では最速。マジ速い。
セーラー5秒82、ターンモンキー9秒13。
セーラーが驚異的過ぎるね。モンキーはまぁまぁ速いほうかな。
正直この動画は参考にならない!たぶん筋力凄いんだと思う。
とりあえずセーラーは最低でも8秒0、できれば7秒台を安定できるように頑張ろう。
皮手袋は何使ってる?
皮手、みんなは何使ってる?
ワイは渡過やってるときはもうこれしか使ってなかった。
レスカスのNo.150。もうこれ一択。
新品だとモンキーのときに皮手が引っかかるから、ある程度使い込んでからのほうが全然使いやすい。新品の手袋で渡っている人は、ロープに擦り付けたり、渡ったりして使い込んでからのほうがタイムは出るようになると思う。グリップが減った皮手だと、セーラー渡りづらいんじゃない?って思うかもしれないけど、ちょっとぐらいグリップがなくなってもちゃんと引くことができるから大丈夫。
というか皮手ってすぐ穴が開くから結構1年に何枚も買わないといけなくて、結構な出費になったりするんだよね。毎年3双以上は買ってたと思う。1万円以上かかっちゃうよね。若いときはほんときつかった。
今ならちょっとしたお小遣い稼ぎしたりして、余裕もあるんだけど、昔は安い給料で救助のもの買ったりしてたから、遊んだりするお金もなかなか出せなかったなぁ。
救助のものを買ったりしてお金が厳しい!なんて思っている人はこの記事を参考にしてみると幸せになれるかも。
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セーラーが速くなるためのまとめ
自確は硬いロープを使う
保護布は可能な限り硬く巻け!
タオルは高さが出て硬くなる物を使う
渡るときは保護布以外がロープにあたらないように意識して渡る
すばやく引っ張るための瞬発力がある筋力を身につけよう
これを意識するだけでかなり速くなると思うよ!頑張ってね!このブログを読んでくれている人が速くなれる事を祈ってるよ!コメントくれればできるだけ答えてあげようと思う。
あとは研究あるのみ!mixiの渡過コミュニティにもいいこと書いてあるから見たほうが良いね。
救助は1日にしてあらず。日々のトレーニングが明日を作るよ!頑張ってね!
そんな感じ!
モンキーの速くなる方法はこちらの記事で。
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【救助大会】ロープブリッジ渡過で速くなる方法教える【セーラー編】
どうも、ロープブリッジ渡過で全国救助に出場して全国5本の指に入ったことのあるワイです。 全国の救助バカの皆さん、トレーニングしてる? どうやら大きな消防本部だと、1年中救助訓練やってるよ ...
【追記】直接指導して欲しい人っていたりする?
これはまだ少し先の話なんだけど、もしワイから直接ロープブリッジ渡過の指導を受けてみたいって人いるかな?
もし希望があれば、交通費と宿泊費だけ出してもらえれば、どこでも教えに行くんだけど、需要ある?
とは言っても今はまだ在職中だから、仕事を辞めてからの話なんだけどね。
もし交通費とか払ってでも教えて欲しい!という人がいたら、コメント欄にでも書いて欲しい。
今後の参考にするのでどうぞよろしく!